• 国際ロータリー第2660地区 大阪イブニングロータリークラブ

日 時:2017年8月26日(土)~27日(日)
参加者:会員10名、ゲスト1名、事務局

本年も1泊2日で親睦旅行にでかけました。会員10名、会員家族1名と事務局の総勢12名の参加です。

8月26日土曜日。昨日までの好天が嘘のように朝から雨が降り出す中、新大阪より岡山駅へ。そして“特急しおかぜ”に乗り換え、松山駅に12時すぎに到着しました。こちらでも朝から雨模様です。
道後麦酒館ホテルに荷物を預け、道後温泉へ向かいました。松山市内は路面電車での移動が容易で、非常に便利です。道後温泉駅前には「坊っちゃんカラクリ時計」があります。この時計は、道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにしたもので、軽快なメロディにのって時計台がせり上がり、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物が現れます。
商店街を抜けると歴史ある道後温泉本館が現れました。道後温泉は「日本書紀」にも登場するわが国最古といわれる温泉です。古くから大勢の偉人や墨客に愛され、聖徳太子、万葉歌人の山部赤人、正岡子規、夏目漱石といった文化人など、実に多くの来訪記録が残っています。そこで数名は、せっかくなのでしばし“神の湯”に浸かりました。古いですが非常に趣があり、いい湯で疲れを癒しました。
松山城タイミングよく雨が上がり、松山城へ向かいました。この城は標高132mの城山山頂に本丸があります。ロープウェーに乗りさらに急な坂を暫く登っていきます。松山城の創設者は加藤嘉明です。門・櫓・塀を多数備え、狭間や石落とし、高石垣などを巧みに配し、攻守の機能に優れた連立式天守(現存12天守うちのひとつ)を構えた平山城です。なにより天守より見下ろす眺めは素敵でした。
例会夕方からは移動例会で会場へ。瀬戸内の海鮮をはじめ地産のお食事とお酒を楽しみながら談笑、あっという間に時間が過ぎました。特に今回は新入会員とゆっくりと話す機会が持て、素晴らしい人柄を知ることができました。


戦艦大和8月27日朝、松山観光港より船(スーパージェット)に乗船。約1時間で呉港へ。大和ミュージアムを訪れました。10分の1の戦艦大和は圧巻です。これは「呉の歴史、技術、そして平和の大切さをひとりでも多くの人に伝える」という趣旨の展示です。この日も大勢の来訪者です。それぞれ受容の差はあったとしても、大変有意義な時を過ごせました。お昼には有名な「呉の海軍カレー」を食し、その後広島へ。
原爆ドーム広島平和記念公園では資料館・原爆ドーム・慰霊碑を訪れました。この日は猛暑でしたが、老若男女、外国の方など多くの人が訪問していました。特に資料館では、皆熱心に展示、映像を見て、ガイドにも積極的に質問をしていました。
短い時間でしたがこの体験は、特に平和について考える良い機会となりました。
そして、早めに名物「広島お好焼き」を堪能してから大阪への帰路へ

今回は会員1名が車椅子を利用しました。「まだまだバリアフリー対策が不足している」と実感しながらも、会員同士チームワークよく行動でき、本当に楽しい親睦旅行を終えることができました。