• 国際ロータリー第2660地区 大阪イブニングロータリークラブ

日 時: 2018年11月7日(水)~11日(日)
参加者:会長、幹事、国際奉仕委員長、元会長、ゲスト3名(総勢7名)

国際奉仕活動として、本年もフィリピンを訪問しました。プロジェクトは姉妹ロータリークラブのマカティセントラルロータリークラブ(RCMC)とMr. Junの協力を得て敢行いたしました。今まで以上にハードで中身の濃いものとなりました。

11月7日

午後にマニラ空港に到着。Tisaさんの迎えでホテルへ。最初の2日間は従来通りのマカティのホテルに宿泊。夕方より会長 AsistioさんらRCMCメンバーが私たちを迎えてくれました。この日は早めに解散し、皆、明日に備えます。というのも、目的地までの渋滞を避けるべく朝方3時にホテルを出発することになったからです。

11月8日

道中朝3時、本日のプロジェクト“アルナン小学生へのデンタルミッション&ギフトギビング”のため目的地へ出発です。
ここは先住民の子供達が通う小学校でフィリピンの教育活動部の指導の下訪れます。そこでは、フィリピン軍によるデンタルミッションも行います。早朝の渋滞をさけ現地のベースとなるキャパスに到着したのが6時頃。ようやく夜明けが。ここからは軍の管轄区域となるため事前にパスポートのコピーを渡し、登録しました。重々しい空気の中、エアフォースのトラックに私達と軍人に荷物を満載。火山灰を舞い上げながら道なき道を1時間。そこからは山間部の狭い坂道を約1時間トレッキング。猛暑の中、ようやく11時頃に到着。迎えてくれた子供たちの笑顔で疲れも癒されました。
アルナン小学生その後、プロジェクトとしてRCMCと当クラブによる学用品、ハンバーガーを約420人の子供に配布しました。同時に歯科医による歯磨きの指導、軍人たちが子供達全員の口内の洗浄をしていきます。それから、先住民の踊りと子供たちの歌の歓迎を受け3時頃に帰路につきました。当然ですが、その後1時間のトレッキング、ギュウギュウ詰めのトラックで1時間。マニラに近づけば大渋滞で、ようやく8時半頃に市内のレストランに着きました。ここでRCMCのメンバーと本日到着した当クラブ会長等とともに夕食を楽しみました。

11月9日

マザーテレサ孤児院今回もMr. Junの協力を得てThe Missionaries of Charityを訪問します。そこで朝8時半より近くのスーパーマーケットへ寄付の品物を調達しに。5人で店内を駆け巡り1時間かけて購入完了。そして渋滞を抜け11時頃に到着。米150kg、粉ミルク、缶詰、クッキー、調味料、オムツ、折り紙等を手渡しました。そこでは少しの時間、子供たちと触れ合うことができました。これで6年連続の訪問となり、シスターから感謝の言葉をいただきました。今年からはここの入館ルールが変わり、病気または極度の貧困のみ受けつけることとなったそうです。現在は17名の生徒たちがいます。

墓参帰り道にMs. Yokoのお墓へお参りに行きました。生前長きにわたって私たちの活動を積極的に支えてきた彼女に、感謝の意を込めて花束をお供えしました。

その後、本日の創立パーティ会場に併設するNOBUホテルにチェックインし、夕方からRCMCの第33回創立記念パーティに姉妹クラブとして参加しました。総勢100名を超える大宴会でお互いの再会を喜ぶ間に、やがて記念式典が始まりました。当クラブからは会長が堂々たる英語でのスピーチ、そして絶賛のダンスパフォーマンスを披露。会場は大喝采でした。式典でRCMCより28年間の姉妹クラブの継続と様々なプロジェクト活動に対し感謝の盾をいただきました。また、Mr. Menor(病気療養中のRCMC元会員)の功績に対し表彰が行われ、ご夫人が受賞されていました。
子供たちと再会さらにこの日は、2007年にLucena東第8小学校から日本へ招いた先生と生徒たちに再会できました。生徒たちは成人していて、既に社会人として頑張っています。今でも日本に招かれたことを感謝していました。終宴までバンド演奏に歌、ダンスを楽しみながら、一層の交流を深めることができました。

11月10日

午前にMenor家を訪問。Mr. Menorと対面できましたが、体調上会話には至りませんでした。しかし、再会を喜んでいらっしゃるように感じました。その後、家族とともに昼食し、夕方のフェアウェルディナーまでは短時間ですがショッピングに。夕方は、次期会長のBobyさん主催でメンバーたちと最後の食事を楽しみました。

11月11日

予定通りの時間に、全員無事で帰国。今回も充実した日々を過ごせました。今後も相互の交流が深まることを願います。