• 国際ロータリー第2660地区 大阪イブニングロータリークラブ

日 時:2012年5月10日(木)
行き先:裏千家今日庵、大徳寺一久、裏千家資料館、西利漬物店本店
参加者:会員14名、ゲスト8名、事務局

平成24年5月10日、親睦委員会と合同で職場見学会を行いました。参加者は会員、ゲスト合わせて23名で8時30分に出発、茶道裏千家今日庵に行きました。今日庵は重要文化財で一般公開はされていないのと、参加者のなかには席入りするのがはじめての方もあり、貴重な体験と見学ができました。

今日庵兜門をくぐり、霰こぼしの石畳をぬけて大玄関へ、そして席入り。抛筌斎と云う御席は端午の節句に因んだ設えで、亭主の親切な説明ともてなしで、初心者も心得ある者も美味しくお手前を頂戴することができました。それから、各茶室や茶庭を案内していただきました。つづいて、大徳寺の一久にて精進料理をいただきました。ご主人直接に精進料理のこだわりや思いをお話いただき、大変おいしく昼食をいただけました。次に、今宮神社前の千年の歴史のある名物の炙り餅をいただき、最後はご自身もロータリアンであります老舗・西利漬物店へ伺い、平井会長のモットーとされている「おいしく、やさしい」こだわりの京つけもののお話をいただき、漬物の試食もいただきました。無事帰阪し、皆様方は大変喜んでおられたように思います。

今回見学させていただいたところは、どちらも代々続けておられる銘店で、揺るがぬ理念と時代に合う経営で長年つづけて来られたと言う共通点が有り、各代で世の中で必要とされ愛されておられます。これこそが職業奉仕であると勉強させていただいた見学会でした。

【親睦移動例会報告】

今年度の見学懇親会は裏千家今日庵、裏千家資料館の見学、そして大徳寺一久にて精進料理、また今宮神社門前の名物炙り餅をご賞味いただき、最後に京漬物西利本店というコースでございました。
新緑に溶け込むような美しい調和を見せる裏千家今日庵、千利休の孫・宗旦が隠居所として建てたといわれる今日庵の一室で、ひと時ではありますが茶の湯に触れていただきました。「和敬清寂」の精神を身体で感じるひと時ではなかったでしょうか。そして、この茶の心こそ、これからの日本に求められる心のような気がいたします。それぞれに何かお感じいただけたことと思います。
お疲れ様でございました。ご協力いただきましたこと心よりお礼申し上げます。

茶道資料館炙り餅一和にて西利で試食