• 国際ロータリー第2660地区 大阪イブニングロータリークラブ

大阪府立長吉高等学校ボランティア部と当クラブが共同で企画した”DISCOVER HIRANO”が、2660地区に交換留学生として来日しているザック君はじめ、カナダ、アメリカ、フランス、ポーランド、ドイツからの高校生7名が参加し、平成16年3月7日(日)に実施された。長吉高校からは小林先生、ジミー先生他1名の先生と10名の高校生、当クラブからは国際奉仕委員長、青少年交換委員長、会員2名、総勢24名の参加であった。

当日は、午前8時30分に谷町線「平野」駅に集合し、まずは大念仏寺へと向かった。大念仏寺には、大相撲大阪場所を控え「東関部屋」が置かれ、朝の稽古風景を見学することが出来た。今、大人気の「ロボコップこと高見盛」が鉄砲などに取り組んでいる姿を見て留学生も大喜び。力士の力強い練習に見る方にも力が入る。続いて、杭全神社へ。杭全神社では宮司の姿に留学生も高校生も「かっこいい!」。宮司のご尽力により当日開催されていた「お茶席」に参加させて貰った。”初桜”の銘のお菓子を戴き、つづいて”おうす”、留学生も正座し、神妙に茶器を受け取る。棗、茶杓やお茶碗などの拝見まで経験。足が痺れて立てない生徒もいたが、全員「良かった。」と満足。その後、杭全神社で、留学生と高校生が昼食を取りながら交流会を持った。

昼食の後、雪が舞う中を和菓子舗「梅月堂」に移動した。梅月堂の主人の手ほどきで”桜”の和菓子作りに挑戦。それぞれが自分の作った和菓子に舌鼓を打ちながら歓談した。昨年に引き続き梅月堂さんのご厚意と奉仕の精神に感謝。そののち全興寺の地獄堂を見学。留学生達が、日本の地獄極楽を見たのかどうかは不明であるが、ここで一応解散した。見学場所ごとに長吉高校のボランティア部生徒の英語での日本文化や建築についての説明も一生懸命さが感じられ、それに答える留学生の日本語の片言もほほえましい。まさに国際色豊かな交流であった。

お茶会平野の町を歩く和菓子作り全興寺にて