• 国際ロータリー第2660地区 大阪イブニングロータリークラブ

日 時:2009年6月15日(月)~23日(火)
場 所:英国バーミンガム
参加者:会員4名

第100回国際大会にて2009年6月19日、英国バーミンガムで開催される第100回国際ロータリーの世界大会に参加するため、女性会員3名と私のウーマンパワー4名(ここに残りのあと1人が参加されると、まさにSuper Women)とバーミンガム駅に降り立った。例年見る派手さはなく、小さな机とロータリーのベストを着たロータリアンが数名我々の到着を歓迎してくれた。途中、我々はロンドンで宮崎、熊本からのロータリアン(ロータリークラブ会員)に出会ったが、ほとんど日本人には出会わず、これも不景気の影響か新型インフルエンザの影響かと思われた。

ロンドンではバッキンガム宮殿の衛兵の交代式、ロンドンブリッジが運良く開いた処に出くわし歓声を上げたり、ロンドンタワーの歴史の重みにふれ、コッツウォルズの美しく可愛らしい建物と咲き乱れる花園との調和の美に感動し、Kewの植物園と広い庭園など観光気分を味わった。また、シェイクスピアの生家のあるスタッドフォードにも出向き、しばし文学少女の気分を味わった。

本大会本大会の参加者は約20,000人だと言うことであった。翌20日、登録キットの受け取りと友愛の家に出向くため電車でNEC Hallに移動した。夕刻からキャサリン・ジェンキンスとバーミンガム市交響楽団のコンサートに参加し、彼女の美しい声とユーモアに9,000人の観客は魅了された。開会本会議では米国ハワイ州からのエド・布田事務局長の司会と挨拶で始まり、「ポリオ撲滅」に対する熱気の籠もったスピーチがあり、翌日の地方紙の一面記事で取り上げられていた。

この後、韓国の少年少女による合唱、韓国舞踊、地元の青年達によるテコンドーの披露に引き続き150余国の国旗入場が始まった。我々は日の丸入場に声援を送った。韓国・イギリスの国歌演奏の後、田中作次大会委員長、地元市議会議員の歓迎の挨拶、李東建RI会長家族の紹介、李会長の基調講演が行われた。(ここだけの話、日本人のJapanese Englishはなかなか……)その後、韓国の太鼓を用いた舞踊やバッキンガム宮殿衛兵による行進など国際色豊かな余興が続いた。

ワーウィック城にて夕刻からは、Warwick Castleでのイベントに参加した。広い庭園には、ハンバーガーや飲み物の屋台が並び、それを得るための長い行列が出来ていた。そこで大谷ガバナーご夫妻にお目にかかり記念撮影などを行った。ブラジルからのロータリアンには日系人の老人ホームへの支援を地区として考えて欲しいと熱心に勧誘されたり、外国のロータリアンとも親交を深めることが出来た。夜10時前、決して手際がよいとは云えないバスの配車に従いホテルへと帰館した。

今回は女性ばかりの参加であったが、途中抱腹絶倒のハプニングにも出くわし、また、夜半までロータリーについて熱く語り合い(何? 会員のこき下ろしだって! とんでもない。真面目なロータリーの明日を議論しましたよ。)勿論、この旅の至る所でお財布片手に「お買い物」に皆さんの目が輝いたことは言うまでもない。

ショッピングブロムナードで時々姿を消す何事にも積極的なカズコ会員、大阪からのリモコンご主人との二人三脚で計画周到、経験豊富なトシコ会員、控えめながら旅の後半にはすっかりタクシーの支払いのベテランとなられた会計係のエミコ会員と旅を楽しむことが出来たことを感謝し私の感想とします。